未知なる遺跡「ギョベクリテペ」という遺跡をご存じでしょうか?
この「ギョベクリテペ」の遺跡は人類最古の遺跡と云われており謎に包まれています。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」で歴史を覆すミステリーが数多く発見されています。
実はこの人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」全体の5パーセントしか発掘が進んでいません。
発掘し全貌が解明されるまで50年はかかるといわれています。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すかもしれないミステリーとは?謎に包まれた人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」に迫ります!
ギョベクリテペ
ギョベクリ・テペは、トルコ南東部、シャンルウルファの郊外に在る新石器時代の遺跡です。「ギョベクリテペ」という名前の由来は「太鼓腹の丘」です。
この「太鼓腹の丘」と呼ばれる遺丘の高さは15メートル、直径はおよそ300メートル、標高は約760メートルです。
1996年クラウス・シュミット率いるドイツの考古学チームにより発掘調査が行われクラウス・シュミットが他界する2014年まで発掘調査されました。
全体の5パーセントしか発掘が進んでおらず全貌が解明されるまで50年はかかるといわれている謎に包まれた遺跡です。2018年に世界遺産に登録された事でも知られています。
「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリー
「ギョベクリテペ」の遺跡は人類最古の遺跡といわれています。
そんな人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」には歴史を覆すミステリーが数多く存在しています。
ここでは謎に包まれた人類最古の謎の遺跡「ギョベクリテペ」のミステリーを紹介していきます。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリーの一つ「バルチャーストーン」があります。
「バーチャルストーン」は「ギョベクリテペ」で発見された遺跡で動物たちが描かれた石です。この石の遺跡ただの石ではなかった。
様々な動物が描かれているのですが、この動物たち…実は星座に深く関係していました。
アメリカエディンバラ大学の研究チームが動物たちを紀元前1万950年ごろの星座の位置に当てはめてみたところ、不思議な事に「バーチャルストーン」に描かれた動物たち全てが星座の位置と一致していたことが判明しています。
彗星衝突の記録?
「バーチャルストーン」に描かれた動物たちは紀元前1万950年ごろの星座の位置と一致していました。
偶然過ぎる星座の一致、主任研究員のマーティン・スウェットマン氏は「ギョベクリ・テペ」は古代の天体観測所として活用されていたのではないか?
また天体現象を記録する記念碑ではないか?とも考えれています。
実はこの「バーチャルストーン」には彗星衝突の記録を描いた可能性があると云われています。
同時代に、ヤンガードリアス期という氷河期が終わり寒冷期が訪れています。
さらにこの時代にマンモスも絶滅しています。「バーチャルストーン」が彗星衝突の記録を描き後世に語り継いでいたのかもしれません。
農耕文化の開化?
「バーチャルストーン」に描かれた彗星衝突説。
「ギョベクリテペ」は天体を観測し寒冷期が起こった時期を描き後世に残した可能性があります。
彗星衝突により動物や植物の数が激減し狩猟だけでは難しくなり
寒さに強い農作物の栽培を始め農耕文化の開化につながっていったのではないかと考えれています。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリーの中でも最もミステリーなのが居住者の謎です。
「ギョベクリテペ」は神殿だったと考えられています。ということは何らかの宗教使節があったと推測されいる。
がしかし「ギョベクリテペ」周辺には人が住んでいた形跡が何一つ発見されていません。
この居住者の謎が人類の歴史を覆すミステリーとなるのです。狩猟文化から農耕文化へと変化し定住すると宗教が誕生したというのが定説です。
定説ではエジプト文明より約7000年も前のこの時代に宗教は存在していないと考えられています。
この事から宗教が誕生し定住化が始まったのではないか?という説が唱えれられ歴史を覆すミステリーとなっています。
そしてドイツ考古学研究所の考古学者クラウス・シュミット氏は「ギョベクリテペ」は「先に寺院ができて次に街ができた」と語っていました。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリーに「ウルファマンの石像」があります。
1993年「聖なる魚の池」と呼ばれる湖の近くで発見されたのが「ウルファマン」という石像です。
別名「バリクリゴルの像」とも呼ばれています。「ウルファマンの石像」は、高さ1.9mの人型の像で等身大に近い世界最古の人型の像とされています。
目には黒曜石、鼻や耳も作られていますが、何故か口がありません。
この口がない理由ですがテレパシーを使っていたとか…未来人だとか…遠い宇宙からきた宇宙人で高度な知識を伝えたのではないか?などの説も存在しています。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリーの一つに神殿建造の謎があります。
「ギョベクリテペ」の神殿建造するのには数百人の人手が必要とされている。
しかし、「ギョベクリテペ」の神殿が建造されたのは古代エジプトのピラミッドができる7000年前です。
定説ではまだ農耕も発展しておらず、狩猟で生活していた時代だとされています。
そのような時代に約100m離れた石切り場から重さ10トン~20トンほどの巨石をどうやって運搬したのか?
またどうやって切り出したのか高度な技術がなぜ存在したのか…?ミステリーです。
意図的に埋められた?
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」遺跡は意図的に埋められた可能性があります。
神殿は3層から構成されており、石柱などが丁寧に埋められていました。
そして、その上に新たに構造物が作られていたのです。神殿は細かい石や動物の骨、人骨などで埋められていました。
自然現象で埋まっていった訳でもなく、戦争などで破壊された形跡もない。
間違いなく人間の手で意図的に埋められていました。
これだけの文明がありながらなぜ意図的に埋めたのか…解明されていないミステリーとなっています。
人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリーの一つ、「女王クババの謎」があります。
「クババ」とは古代メソポタミアの女王と云われています。
実はこの「クババ」宇宙からやってきたと云われています。
当時の人に文明と知恵を授けてくれたとされている。
「女王クババ」は人々から崇拝され「クババ」を祀るために建造されたのが「ギョベクリテペ」だと云われています。
「クババ」は「キュベレー」と呼ばれており、知識の保護者と呼ばれアナトリア地域で実際に崇拝されていました。
世界には謎が多い建造物が存在しています。中でも有名なのが「スフィンクス」です。「ピラミッド」のすぐ側に鎮座する謎に包まれ…
謎に包まれた人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリーとは?まとめ
謎に包まれた人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」には歴史を覆すミステリーが数多く存在していました。
「ギョベクリテペ」は高度な知識と文明もった国でした。しかし、なぜ滅んだのか?どのようにして知識を得たのか?
発掘調査がまだ全体の5パーセントでは分かるはずもありません。…だからこそ古代のロマンを考察出来るのです。
謎に包まれた人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」は宇宙と深い関わりが存在しているのでしょうか?
都市伝説的なエピソードですが遙か古代の謎は実にミステリー探求心を擽ります。
謎に包まれた人類最古の遺跡「ギョベクリテペ」歴史を覆すミステリー…私たちが知る定説が覆る日が来るのかもしれませんね。。。