インカ帝国の古都クスコの郊外にある「サクサイワマン」の遺跡をご存じでしょうか?
世界遺産「マチュピチュ」からさらに標高の高い位置に「サクサイワマン」の遺跡は存在している。
古代の城塞跡であるとされている石垣が「サクサイワマン」の遺跡です。
この「サクサイワマン」の遺跡に多くの謎が存在しています。
インカ帝国時代に造られた「サクサイワマン」の建築の謎や加工技術の謎、
そして不可解な逆さ岩の謎を紹介!
さらに「サクサイワマン」の謎が解明!?新たな仮説も紹介していきます。
未知の謎が詰まったインカの奇跡!?「サクサイワマン」の遺跡に迫ります!
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サクサイワマン
「サクサイワマン」はインカ帝国の古都クスコ市の標高の高い北にあります。
1438年インカ帝国の第9代皇帝パチャクティの時代に建設されたと考えられています。
城砦、宗教施設を兼ねた遺跡など諸説ありが断定はできない謎の多い遺跡です。
インカでは聖なる動物ピューマの頭をかたどって建設されたと云われている。
巨石を積み重ね階段状に3段、約360mにも及ぶ。
「サクサイワマン」は天上・地上・地下の3つを表しているとされています。
「サクサイワマン」の遺跡を構成する石組み技術は高く
リャマやヘビ、カモ、魚等の動物が描かれています。かたどった箇所がある。
かつて東西に3つの巨大な塔が建設されていたが侵略者により破壊、
現在はその基礎のみが残っている状態です。
「サクサイワマン」は現地の言葉で
「満腹のハヤブサ」という意味です。
インカ帝国とは13世紀に成立し、1533年に滅亡。約200年間続いた。
最盛期は、人口約1600万人、80の民族が共に共存していたと考えられている。
巨大な石の建築技術や高度な加工技術、道路網、優れた統治システムを有していた。
インカ帝国の遺跡「マチュ・ピチュ」やクスコ市街地など
世界遺産として知られています。
文字を持たない社会・文明であったとされています。
サクサイワマンの祭り
「サクサイワマン」の遺跡では、毎年6月24日にお祭りが開催されています。
それが「インティ・ライミ」(太陽の祭り)です。
この「インティ・ライミ」(太陽の祭り)は
インカで太陽の神とされる「インティ」に収穫の感謝と豊作祈願祈るお祭りです。
民族衣装の人々が音楽、踊り、劇などが開催され多くの観光客で賑わっています。
この「インティ・ライミ」(太陽の祭り)は
南米三大祭りの1つに数えられ
クスコでは祝日になりインカの国旗が掲揚されています。
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インカの奇跡!?サクサイワマンの謎
インカ帝国の遺跡「サクサイワマン」の謎について、
インカ帝国時代に「サクサイワマン」は建設されたとされている。
その高度な加工技術は目を見張るものがある。巨大な岩をどうやって?
ここで「サクサイワマン」の謎とされている運搬の謎、逆さ岩の謎、
加工技術の謎について迫りたいと思います。
いったいどんな謎が待っているのだろうか?早速みていきましょう!
インカ帝国の遺跡「サクサイワマン」の謎について、
「サクサイワマン」の謎の1つに「運搬の謎」があります。
この「サクサイワマン」の遺跡に使用された巨大な石、
実に最大約360tを越えるという。
大きな謎とされているのが、この巨石をどうやって運んだのか?という謎です。
巨大な石を3層に積み長さは約360mにも及びます。
しかも「サクサイワマン」の遺跡は標高3000mもある。
当時、車輪や鉄の存在をしらなかったと云われています。
にも関わらず高さ3m~4mにもなる巨石をどうやって?運んだのか?
謎のままです。
インカ帝国の遺跡「サクサイワマン」の謎について、
「サクサイワマン」の謎の1つに「逆さ岩の謎」があります。
「サクサイワマン」の遺跡から少し離れた場所に巨大な岩があります。
この巨石は重さ約2万tある。
この巨石、中がくり抜かれ階段や廊下、椅子のような家具のような物が作られています。
そして不思議な事に全て逆さまの状態で作られています。
なぜ?逆さまなのか?謎のままです。
この巨石が作られたのは約5000年前に遡ると考えられています。
インカ帝国の遺跡「サクサイワマン」の謎について、
「サクサイワマン」の謎の1つに「加工技術の謎」があります。
「サクサイワマン」の遺跡の石垣は、
隙間無く合わせられています。
巨大な岩を加工しカミソリの刃1枚も通さない程の精巧な造りです。
そして複雑な石組みで地震に強い仕組みになっています。
この高度な加工技術が謎となっています。
現在の技術を持ってしても難しいとされる加工技術をどうやって?
寸分のの狂いもなく加工したのか?大きな謎となっています。
侵略者が建てた教会は地震で全壊しているが
インカ時代の建物は現存するほど強固な造りとなっています。
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サクサイワマンの謎が解明!?
インカ帝国の遺跡「サクサイワマン」の謎が解明!?したと一時話題になりました。
「サクサイワマン」の遺跡に使用された石垣はピッタリと組み合わさり
カミソリの刃1枚も通さない加工技術を持っていました。
近年の研究でこの高度な加工技術は
地震により少しづつ密着していき密度が増して
カミソリの刃1枚も通さない程、
強固になったという説です。
そして運搬の謎について、
近年の研究で建設期間は1日3万人を動員し
約80年かけ完成させたという仮説もあります。
しかしながら、「サクサイワマン」の石垣の加工技術については説明がつかない。
やはりインカの奇跡!?「サクサイワマン」の遺跡の謎は深まるばかりです。
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インカの奇跡!?「サクサイワマン」の遺跡の謎とは?まとめ
インカの奇跡なのか?文字を持たない文明ではあるが、石を加工する技術は持っていた。
なぜ?カミソリの刃1枚も通さない程の加工を巨石にする事が出来たのか?
そしてどうやってそんな高度な加工技術を得ていたのか?
そして重さ数百トンという巨石を車輪もなしにどうやって運搬したのか?
しかも標高の高い場所へ…80年かけ完成したとされるのだが…真相は謎のままです。
謎の遺跡「サクサイワマン」実はこの遺跡、城塞とされているが
いったい何の為に存在していたのかはハッキリと分かっていません。
謎の多い古代遺跡「サクサイワマン」高度な加工技術に加え運搬の謎など興味深い遺跡です。
インカの奇跡!?なのか…「サクサイワマン」の遺跡。
歴史のミステリーは実に面白いですね。
謎多き「サクサイワマン」の遺跡、歴史のミステリーに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?